The Way Home
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(http://www.shortshorts.org/2017/ja/about/)で見た「The Way Home(http://www.shortshorts.org/2017/prg/ja/1060)」が印象的だったので書く。
※ネタバレ注意
内容をざっくりまとめると、難民申請が通らず強制送還されるとこを逃げ出す、というものなんだけど
弁護士?から難民申請が通らなかった旨伝えられた時に主人公が
「見捨てるの?」「見てもないのに体験してもないのにわかったなんていわないで」「あなたとわたしの違いはなによ(わたしのなにがわるいのよ)」
という旨の発言をするんだけど、その全てが刺さりまくるわけですよ。
最後の最後「What's the difference between you and me?」て観客に問いかける主人公の大写しで終わるんですが
もう、泣くしかないわけですこっちは。
「ごめんなさい」しかないんです。
たまたまわたしは今の時代の日本に生まれて目的意識も持てずフラフラぬくぬく生きてて
あなたたちが悪いことはなんもなくて。
加担してるつもりはないけど石油問題とかは無自覚に何か関わっているとこもあるし、なにもしてないという意味では加担してるという面もあり。
ごめんなさい、なんだよなあ。
でも結局それを問われて、自分がなにすればいいか自分で考えて行動まで起こせる人って、どれだけいるんだろう、って思うんです。
弱者のいいわけですが、でも、一人一人がそんな簡単に行動に移せていたら世界はとっくの昔に平和になってるとおもうんです。
戦争を防ぐにはあまりに無力で。
あたしはとりあえずずっと「難民」はひっかかってるんだから、それに対してアクションは取ろうと思った。ちゃんと頭動かして、ね。